ETC車載器は、通行料金の清算のために必要な車両情報を、料金所のアンテナと無線通信する機器です。しかし、精算機能そのものは備えていませんので、ETCカードを挿入して利用します。デザインにこだわったモノ、機能にこだわったモノ、低価格の普及タイプなど、様々なETC車載器が発売されています。形状では、2ピースタイプ・3ピースタイプが主流です。

最近では、これまでのETC車載器に、さらに機能が追加されたDSRC車載器というモノが販売されています。このDSRC車載器には、道路の渋滞状況、走行している道路と他の道路の合流点などの情報をリアルタイムに案内するシステムが備わっています。

こちらでは、各種ETC車載器をご案内しています。あなたの日常生活に適したETC車載器がきっとみつかります。


2ピースタイプ

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ETC情報の処理機能、ETCカード挿入部などの本体とアンテナを1筐体のなかに収めたタイプです。ETC通行時にはETC車載器とETCカードの2つで構成利用されるため、2ピースタイプと呼びます。

例えば、パナソニック CY-ET809Dなどは2ピースタイプのETC車載器です。

3ピースタイプ

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本体からアンテナを分離したタイプです。ダッシュボード上には小型のアンテナだけを取り付け、本体はETCカードの着脱に支障がなければ、車内のどこへでも自由に設置することができます。ETC車載器本体、アンテナ、ETCカードの3つで構成されるため、3ピースタイプと呼びます。

例えば、パナソニック CY-ET909KDなどは3ピースタイプのETC車載器です。

DSRC車載器

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ETCに使われている通信を効率的に活用した次世代ETC車載器です。走行道路の合流地点、渋滞状況や事故情報などを、ドライバーに知らせる機能を持ち合わせています。[参考:国土交通省道路局 ITSスポットサービス(DSRC)

例えば、パナソニック CY-DSR110DなどはDSRC車載器です。